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カーテンサイズの測り方。レール幅と窓別の丈を記録する順番

既製カーテンを買う前に、レールの幅とランナーからの丈を測る手順を整理。腰窓・掃き出し窓の違い、フックや枚数の確認までまとめます。

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掃き出し窓のカーテンレール幅と固定ランナーから床までを黄色いメジャーで測る図

カーテンのサイズは、窓枠の横幅と高さをそのまま写しても決まりません。先に測るのは、カーテンが実際に動くレールの幅と、フックを掛けるランナーから裾までの距離です。

まず採寸した数字をそのままメモし、窓の種類に合わせて丈を調整する。そのあとで、販売ページのサイズ表と照らし合わせます。採寸値と購入するサイズを分けて考えると、途中で計算が変わっても測り直さずに済みます。

測る前に、レールと窓の種類を確認する

用意するものは、金属製のメジャー、メモ、安定した踏み台です。布製のメジャーは長い距離でたわみやすいため、まっすぐ伸ばせるものが向いています。一人で測りにくい大きな窓は、無理をせず二人で作業します。

採寸前に、次の4点を書き留めます。

  • レールは一般的な機能レールか、両端に飾りのある装飾レールか
  • 窓は床まで続く掃き出し窓か、窓の下に壁がある腰窓か
  • カーテンを左右へ開く両開きにするか、片側へ寄せる片開きにするか
  • 厚手のドレープとレースを重ねるか

レールがまだ付いていない場合は、窓だけを測ってカーテンを先に買わないほうが安心です。レールの取り付け位置と長さが決まると、必要なカーテンの幅と丈も変わります。

幅は窓枠ではなく、レールの動く範囲を測る

一般的な機能レールは、左右にある固定ランナーの中心から中心までを測ります。装飾レールは、端の飾りを含めず、カーテンが動ける範囲を測ります。出窓のカーブレールは、直線距離ではなくレールの曲線に沿わせます。川島織物セルコンの採寸案内とKEYUCAの窓タイプ別ガイドでも、窓枠や使用中のカーテンではなく、レールを基準にするよう説明されています。

ここで得た「レール幅」は、購入するカーテンの仕上がり幅とは別の数字です。一般的なヒダのあるカーテンでは、閉じたときに隙間ができないよう少し余裕を加えます。川島織物セルコンはレール幅の1.05倍を一つの目安にしていますが、縫製仕様によって算出方法は異なります。フラットカーテンは必要なゆとりがさらに変わるため、最後は選んだ商品の案内を優先してください。

丈はランナーの輪の下から垂直に測る

丈の始点は、カーテンフックを掛けるランナーの輪の下です。レール本体の上端や窓枠の上端からは測りません。メジャーを斜めにせず、裾を置きたい位置まで垂直に下ろします。

窓の種類 採寸する位置 仕上がり丈の目安
掃き出し窓 ランナーの輪の下から床まで 採寸値より1〜2cm短くする
腰窓 ランナーの輪の下から窓枠の下まで 採寸値より15〜20cm長くする
出窓の内側 ランナーの輪の下から窓台まで 窓台に触れないよう1〜2cm短くする

掃き出し窓を少し短くするのは、裾が床を引きずるのを避けるためです。腰窓は窓枠より下まで覆うと、斜めからの光や視線が入りにくくなります。無印良品の測り方でも、掃き出し窓は床から1〜2cm短く、腰窓は窓枠から15〜20cm長くする方法が示されています。

ただし、腰窓の下に机、棚、暖房器具がある場合は、目安の長さをそのまま足せません。家具の天板に裾が乗らないか、開閉時に物へ触れないかを先に確認します。暖房器具との距離は、器具とカーテン双方の注意事項に従ってください。

AフックとBフックは注文前に決める

Aフックは、生地の上端から約1cm下にフックを掛ける位置があり、レールを見せる吊り方です。多くのレールで使いやすく、天井やカーテンボックスへ生地が当たりにくい特徴があります。

Bフックは、生地の上端から約4cm下にフックを掛ける位置があり、生地でレールを隠します。上からの光を抑えやすい一方、天井付けのレールや装飾レールでは、生地が天井やレールへ干渉することがあります。TOSOのフック解説では、Bフックは使えるレールが限られるため、取り付け位置を確認して選ぶよう案内しています。

アジャスターフックで裾の位置をわずかに動かせる商品もありますが、調整できる範囲は商品ごとに異なります。「あとでフックを動かせる」ことを前提にせず、付属フックの種類と調整幅を商品ページで確認します。

既製サイズは幅・丈・枚数を分けて読む

たとえば「幅100cm×丈178cm」と表示された既製カーテンは、幅と丈の順で書かれていることが一般的です。ただし、幅100cmが1枚分なのか、2枚組全体なのかは商品によって異なります。

両開きなら、必要な全幅を左右2枚で分けます。片開きなら、1枚でレール全体を覆える幅と、開いた生地を寄せる場所が必要です。注文前に、次を同じ画面で確認します。

  • 表示寸法は1枚あたりか、セット全体か
  • 1枚入りか2枚組か
  • 対応するレール幅は何cmか
  • AフックかBフックか、付属フックを調整できるか
  • レースはセットか、別売りか

既製品の寸法は販売店や商品によって異なります。IKEAの既製サイズ案内も、代表的な寸法を挙げつつ、購入前に実際の商品寸法を確かめるよう案内しています。レール幅だけを見て「幅100cmを2枚」と決めず、その商品の対応幅を確認するほうが確実です。

レースは厚手より少し短くする

ドレープカーテンの内側へレースを重ねるなら、レースの裾が室内側から見えないよう、ドレープより1cmほど短くするのが一般的です。ダブルレールは前後のランナー位置が同じとは限らないため、ドレープ側とレース側をそれぞれ測ると安心です。

レースだけを閉めて過ごす時間が長い部屋では、見た目だけでなく、床や窓台へ触れない長さも確かめます。厚手と同じ既製丈しか選べない場合は、アジャスターフックでどこまで上げられるかを確認します。

注文前に、数字以外の干渉を確かめる

最後に、メジャーで測った位置へマスキングテープを貼り、裾の線を仮に作ります。数字が合っていても、暮らしの中で引っ掛かる場所があれば使いにくくなるためです。

  • 掃き出し窓を開けたとき、裾が床や段差に触れないか
  • 腰窓のハンドル、家具、コンセントへ重ならないか
  • エアコンの風で裾が机上の物へ触れないか
  • カーテンを開いたとき、窓の左右に生地を寄せる余白があるか
  • ロボット掃除機や床掃除の邪魔にならないか

採寸メモには「レール幅」「ランナーから床または窓枠下まで」「希望する仕上がり丈」「片開き・両開き」「必要枚数」を別々に書きます。購入候補が変わっても、元の採寸値が残っていれば、その店の計算方法で選び直せます。

サイズを決めたあとに色を選ぶなら、壁・床・家具からカーテンの色を絞る順番も参考になります。先に寸法と使い方を固めておくと、生地の色や機能を落ち着いて比べられます。